埼玉北東部、首都圏から約50km。
利根川を隔てて茨城県と接する栗橋町は、
交通の要衝である宿場町として発展してきました。
北部栗橋駅周辺には、その名残を残す数多くの史跡が点在。
街並にも古の趣が感じられます。
その一方で南西部に位置する南栗橋駅周辺は、
141.5haに及ぶ大規模な土地区画整理事業(※)のもと、
1986年に駅が開業し、
以来、新しい街並の住宅地が広がっています。
都心まで約1時間の立地に加え、
利根川流域の自然と歴史に育まれた栗橋町。
その豊かな魅力を
「知る」「遊ぶ」「住む」の観点から特集します。
大利根川を渡り、北関東から都へ。埼玉の北東部に位置する栗橋町は江戸時代、日光街道の要衝として東海道の箱根、中山道の碓井と並ぶ関東三大関所のひとつ「栗橋関所」が置かれ、首都入り口の宿場町として栄えていました。
現在も国道4号・国道125号・埼玉県道3号「さいたま栗橋線」といった主要道路が交差し、東北自動車道加須ICまで約10分という交通の節点。鉄道はJR宇都宮線、東武日光線栗橋駅が都内(上野駅)と約50分で結ばれ、東武日光線南栗橋駅は、地下鉄半蔵門線直通の始発駅として利用されています。
人口、世帯数は、過去45年以上にわたって増加中。人々に支持される要因の一つが、どこへ行くにも便利な交通の利便性にあるのかもしれません。
奥州に逃れた源義経を追い、栗橋に至った静御前が、当地で義経の死を伝え聞き、悲しみのあまり病に伏して亡くなったとされています。栗橋駅前には、その静御前を祀った墓所と義経の招魂碑が鎮座。静御前にまつわるお祭りやイベントが街ぐるみで催され、名産品も豊富です。
史跡では、町発祥の頃からの総本神「八坂神社」が利根川橋のたもとで守護。七福神ならぬ八福神が鎮守する八つの寺院など、貴重な文化財が街の各所に点在しています。
また、茨城県との境を流れる利根川には、淡水魚のハクレンが遡上し、産卵時に集団でジャンプ。栗橋町近辺はそれを確認できる日本唯一の地として知られています。この利根川に加え、権現堂川、中川という3つの河川が緩やかにたゆたう水辺の街、栗橋。古の文化と豊かな自然にいつでも出会える環境です。
南栗橋駅の東側を流れる権現堂川は、河川敷の自然が豊かな景勝地。休日は散策やジョギングを楽しむ人たちでにぎわい、河川でのウォータースポーツが盛んです。とくにカヌーは、主要な競技大会の開催地にもなっていて、クラブチームからは国体出場選手も生まれています。
また、新しい街並が広がる駅の西側には、区画整理事業で開設された「豊田コミュニティープラザ」があり、子供たちに人気のじゃぶじゃぶ池、芝生の上で遊べる多目的広場、テニスコートや広大なグラウンドに隣接。夏祭りや花火大会でも多くの人でにぎわいます。
プラザから南方面へは、地元で「大落とし」と呼ばれる水路が敷かれ、約1.5キロにも及ぶ桜並木が続いています。おとなり幸手市の桜の名勝「権現堂公園」に近接しており、あたたかな春の日の散策コースや、花見に最適なポイントとして親しまれています。
栗橋から利根川を北上すると、渡良瀬川に分岐します。その先の北川辺町、東武日光線で隣駅の「新古河駅」北部には、雄大な自然の宝庫である「渡良瀬遊水池」が広がっています。さまざまなウォータースポーツやスカイスポーツなど、アウトドアスポーツのメッカであり、サイクリングやバーベキューなどの家族連れでにぎわうエリア。1年を通して楽しめるスポットが、ほんの少し足を伸ばした場所にあります。
また、3月の合併で同じ市になる久喜は、約五百個の提燈を飾りつけた山車が圧巻の「提燈祭り」で知られ、菖蒲には「菖蒲城趾あやめ園」や樹齢300年を越すフジが咲く「菖蒲神社」などの名勝が点在。鷲宮には関東最古の神社とされる「鷲宮神社」があり、そこで催される「鷲宮催馬楽神楽」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。季節を問わず、豊富なレジャーシーンに囲まれている栗橋。週末のひとときを思う存分楽しめる立地にあります。
栗橋の人口は、平成の約20年(※1)で約135%増。世帯数に至っては、約176.5%と、増加の一途を辿っています。これは、南栗橋駅開業にともなう東武鉄道主導のニュータウン計画によって、駅西側の住宅開発が進んだことが大きな引き金となりました。27,775人(平成20年12月1日)の栗橋町の人口に対し、区画整理事業による同地区の計画人口は14,000人(※2)。新しい家族が住み、新しい街ができていく活気にあふれた雰囲気が、南栗橋駅周辺の新しい街に広がっています。
行政でもこうした人口の増加にともない、教育、カルチャー、スポーツをはじめ、子育て支援、医療費助成、ファミリーサポートなど、さまざまな生活支援制度・施設の充実に力を注いでいます。
※1 国勢調査より(栗橋町の平成2年と平成20年の人口・世帯数の比較で算出)
※2 栗橋町「豊田土地区画整理事業&南栗橋の事業紹介」より
登下校時間には、子供たちのにぎやかな声がこだますニュータウンのある街、栗橋。各小学校での放課後保育はもちろん、「子育て支援センターくぷる」(栗橋町大字中里1048-1)を中心に、未就学児童・就学児童を持つ家庭への子育て支援を行っています。一時保育では生後6ヶ月から小学校卒業まで利用することができ、登録をすれば誰でも会員価格での利用が可能。医療費助成の対象も広く、0歳児から小学校卒業までは通院から、中学校卒業までは入院以上が助成される内容です。
一方、文化活動の面では「総合文化会館イリス」が中心的役割を果たし、コンサートや演劇公演などが年間を通じて催されています。また、「いきいき活動センター(ハクレン館)」では、将棋、囲碁、俳句、ソシアルダンス、絵画、パソコン、クッキング教室などさまざまなサークルが活動しており、趣味を広げ、生涯学習を楽しむ人たちが集っています。
スポーツにおいては、体育館、トレーニングルーム、プールを備えたB&G海洋センターが中心となり、水泳をはじめ、剣道、柔道、エアロビクス、バレーボール、バドミントン、卓球などのクラブ活動が盛況。全国480個所のB&G海洋センターで、利用者数や活動実績が優秀なセンターに送られる「特A評価」を5年連続で獲得するなど、スポーツが盛んな街の様子がうかがえます。多くの子供たちが参加する「スポーツ少年団」には、全国大会出場経験もある女子バレーボールチームをはじめ、野球、サッカーバスケットなどのチームが活動中。
大人から子供まで、趣味やスポーツを取り入れた豊かなライフスタイルを育める環境があります。











